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第7章 昼下がりの情事

「あぁんっ……だめ、動いちゃっ」

「駄目なわけねぇだろ。こんな締め付けて。」

「…あんっ、だめぇ……人が、見てるっ」


腰を打ち付けられている女性があたしがいることに恥じらいながらも快楽に溺れ喘ぎ出した。


すると男性がこちらを見てきた。


や、ヤバい。早くここから出ないと。

「し、失礼しました!!」


思わず急いでこの部屋を出ようと開いたドアに手をかけると



「待て。」


男性の声が聞こえた。


あたし？


振り返りたくても振り返れない。



「ドア閉めろ。」


あ、ドアね。
閉め忘れていかないように言ってきたのね。

そう解釈し部屋を出てドアを閉めようとした。