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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第7章 昼下がりの情事
「違う。」
思わず振り返ってしまった。
男性はこちらを見たまま、腰は常に下の女性を攻め立てていて、女性からは切ない喘ぎ声がドアが開いてるのも構わず漏れている。
「違うって……?」
あたしはその光景に顔を真っ赤にしながら問いかける。
「おまえはそこにいろ。ドアは閉めるんだ。」
”そこ”と男性がドアの脇の壁を指さす。
「早くしろ。」
男性の冷たい声と、瞳が恐ろしくなり、言うとおりにした。
ドアを閉め、横の壁にそって佇む。
正面には男女の交り合う光景が広がっていて、直視できず俯く。
すると、
「顔を上げろ。目を逸らすなよ。ずっとこっち見てるんだ。わかったな。できなけりゃクビだな。」
クビという言葉に思わず顔を上げた。