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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第7章 昼下がりの情事

やっと呼吸を整えたりんさんと、直後は息を乱していたもののすぐに床に散らばった自分の服を集めて身支度を整える男性。


ふと、その男性があたしに振り返り言った。


「もういいぞ。仕事に戻れ。」



あたしは半ば放心状態のままその部屋を後にした。



あの男性は一体誰?


燕尾服では無かったから執事ではなさそう。

庭師はスーツなんか着ないし。


少し長めの髪は、いつもは前髪か目にかからないよう、後ろに流すようにセットされているのだろう。
さっきの情事で乱れていたけど。

スラッとした背。

二重の切れ長の瞳。

スッと通った鼻筋。

ものすごくイケメンだった。



そしてりんさんという女性。

あたしと同じデザインのメイド服を着ていた。
でも色が黒ではなく、モスグリーン。

見たことがなかった。



あの二人は一体誰?

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