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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第62章 平穏な日々
あたしはドリンクの並ぶ場所に行く。
するとそこにいた男性があたしに声を掛けてきた。
「キミ、見ない顔だね。」
そこにいたのはあたしも見た事のない男性だった。
背は175cmくらい、色黒で肩幅の広いガッチリしたタイプ。
髪は茶色の短髪で、綺麗にセットされている。
奥二重の瞳に薄い唇、なんだかここで働く人というよりは、何か格闘技とかしてそうな感じの人だった。
「あ、あたしはここのメイドです。
4月から働いてますっ。」
「そうなの?
俺、先月からここで働いてるんだ。
キッチン担当だから、あんまりキッチン以外の人と仕事で会う事ないんだけど、キミ寮でも見かけないな。」
あたしは海斗様専属だから、ここで働く人と殆ど接点がない。
寮にも住んでいないし。