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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第63章 余所行きの彼
するとそこに、
ドサッ―――――
ガサガサガサ――――――
と、何かが近くに転がってくるような音がした。
あたしの身体は固まる。
すると少し後ろの方から声がした。
「お~い、大丈夫か?」
「あぁ、あったあった!」
そしてこちらに歩いてくる。
ガサガサガサ――――――
その足音はどんどん近付いてくる。
あたしは首を振って海斗に止めてと懇願する。
「静かにしてください。」
すると一層声を小さくした海斗。
そしてそのまま…
あたしを攻める指の刺激を強めた。
「ふぐっっ!!……っ!!!!」
思わず漏れてしまった声。
あたしは涙をこぼしながら海斗を後ろに見上げて首を振った。
「淫乱…。」
低く囁かれた。
すると、
「なぁ、今何か聞こえなかったか?」
近くの人が言った。