この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第66章 不安な季節


「あたし、嫌なの。
恐いのっ!
このまま海斗に嫌われたらっ…
海斗が、あたしから離れて…いなくなっちゃったらっ……」

不意に抱きしめる力が強まった。

「言ってるだろ?
そうやって泣く姿も、俺に縋るような事を言うお前も全てが可愛くて可愛くてしょうがないんだ。
全て俺を想っての事だろう?
愛しい以外になにがある?
俺は今のお前が愛しくて堪らない。」

そしてあたしの顎に指を掛け、上を向かせる。

あたしのぼやけた視界に海斗の笑顔がぼんやりと映った。

「だから、もっと泣けよ。
不安なら不安だと泣けばいい。
そんな莉愛菜を見れるのも、不安で涙を流す莉愛菜を抱きしめて眠れるのも俺だけの特権だ。
俺を好きだと、大事だと思うなら離れるな。
全てを曝け出せ。」


”全てを曝け出せる人を見つけなさい”

パパの言葉が浮かんだ。

パパ、やっぱりあたしは間違ってなかった。

海斗を選んだ事。


/812ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ