この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第70章 闇の中の真実
ママがじぶんのかさをさすまえに、りあなのかさをさしてわたしてくれた。
そのかさをさして上をみる。
そこにはどんよりなまっくろいくもじゃなくって、とってもかわいいピンクのそら。
真っ赤なハートがちらばって、かさのふちはフリフリ。
なんだかおひめさまみたいでかわいいの!
「ほら、莉愛菜。
上ばっか見てたら危ないよ。」
そういってママはまたりあなと手をつないでくれた。
みぎてにはお気に入りのさか。
ひだりは大好きなママの手。
ママの手、あったかいなぁ。
すると、どっかとおくの方でかみなりがなった。
ゴロゴロゴロゴロ――――
「あれ、雷まで鳴ってきたね。
少し急いで帰った方が良いかな。
雨強くなりそう。
莉愛菜、雷こわい?」
ママがりあなにきいてきた。
かみなりなんかこわくないもんっ!!