この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第70章 闇の中の真実
いたい。
いたいよ。
じめんにぶつかって、からだがとってもいたい。
あたまもぶつけちゃったみたい。
とってもいたくてジンジンするの。
かさはまたどこかにとんでった。
またさがさないと。
それより、ママは?
うごかないあたまをひっしにうごかしてまわりを見る。
ママ、どうして?
どうろにねてるママ。
ママ、どうろでねたらだめだよ。
はやくおうちに帰ろう?
ママ、どうしてりあながいたところでねてるの?
ママがこっちを見てる。
こっちを見て笑ってる。
小さくお口が
”莉愛菜、大丈夫だよ。”
って言った。
まっくろなどうろ
まっしろなおうだんほどう
そのうえにねるママのまわりは
まっかだった。
「ママっ?」
ママ、こわいよ。
いたいよ。
早く帰ろう?
「…マッ。……ママーーーーーー!!!!!!!」