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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第71章 願い
あぁ、目の前のあの子が泣いている。
悲しい思いをさせてしまう。
それだけはしちゃいけない。
愛しい娘。
愛しい人とあたしの宝物。
あの子は笑っていてくれなくちゃ。
決して自分を責めないで。
あたしは母親として、あなたを助けられて良かった。
後悔なんかしない。
もっと傍にいたかった。
もっとあなたの成長を見たかった。
でも、今の自分の行動は誇りに思う。
ちゃんと胸を張れるよ。
だから、自分のせいだと思わないで。
あなたの笑顔が、ママとパパの宝物。
あんなに傷だらけになって。
女の子なのに。
ごめんね。
こわいよね。
痛いよね。
抱きしめてあげられなくてごめんね。
でも大丈夫よ。
莉愛菜にはママがいるから。
いつでも、どんな時もママが傍にいる。
だから、笑って?
パパと二人仲良く笑って。
愛しい莉愛菜。
愛しい人。
愛しい家族。
愛しい、わが娘。