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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第79章 求め合う身体
「だからさ…」
海來君がニコッと笑って口を開いた。
「莉愛菜の好きなケーキ、食べ行こ!!
俺、すごい上手いとこ知ってんだっ。」
「ケーキっ?!」
ケーキの美味しいところなんて素敵っ。
あたしが目を輝かせていると、それに気付いた海來君は
「よし、決まりな!!
今度の休み、迎えに来るから空けとけよ。」
その言葉に頷こうとした時
「休み?
なんのことだ?」
あたしの腰に腕を回して引き寄せた海斗が低い声で言った。
「あ、海斗。」
「お、兄ちゃん。」
あたしと海來君は同時に海斗を見た。
そして海來君は海斗に今話していた事を伝えた。
すると途端に不機嫌になる海斗。
「駄目だ。」
「え~。兄ちゃんばっかり莉愛菜独り占めすんなよ。
俺だって莉愛菜と昔みたいにしたいのに。」
海來君が言っても憮然としてる海斗。
「海斗、駄目なの?」
美味しいケーキ、食べたかったのに…