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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第81章 休日の朝
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退院してから数日。
まだ体力的には回復しきっていないあたしは少しずつ体力を取り戻すために運動でもしようかと思っていたのだけど。
海斗が許してくれず、ウォーキングをすることも、寮にある小さなジムで汗を流す事もできていない。
仕事は出来るけど、終わると今までよりも疲労感がある。
そんな疲れたあたしを見ても気にせず、海斗は毎晩あたしを抱く。
只でさえいつも海斗に付いてくのがやっとだったのに、今じゃすぐバテてしまうあたしに海斗は
”体力ならこれで付ければいい”
なんて言って、あたしを上に乗せて淫らな姿を見たがる。
”腰振れ、良い運動だろ”
とか言って腰を振らせるから、最近腰が痛くてしょうがない。
愛しい痛みではあるけれど。
そして海斗は、入院中触れあえなかった分ますますあたしにべったり。
まるでその時の分を取り戻そうとするかのように。