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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第82章 海來君と海斗
「うん。そういう場面をあんまり莉愛菜に見せたくないんじゃないかな?
まぁ、今日俺と一緒にいたら莉愛菜も分かるよ。」
そんなことを言って笑った。
「海來君も煩わしい事があるの?」
それなのにあたしを連れて来てくれたのかな?
ちょっと心配になってしまう。
「俺はそういうの結構平気だから~。
こんなキャラだしね。
今日は本当に莉愛菜と一緒に出掛けたかったからさ。」
こっちを見て笑った。
あたしもその笑顔を見てちょっと安心。
「着いたよ。
ここからすぐだから。」
着いたのは高層マンションの地下駐車場。
そこから海來君と並んでカフェへ向かう。
今日は平日だけど、海來君が通う大学も近いからか、同世代くらいの人達がたくさん歩いてる。
「莉愛菜、おいで。」
海來君に手を引かれて付いて行く。
たくさんの人に、あたしがぶつからないように守りながら歩いてくれる海來君。