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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第82章 海來君と海斗
あたし達は、駅の賑わう道から少し外れた裏路地に来た。
一本道を入るだけで、とっても静か。
そこに、とっても可愛らしいログハウスの様な建物があった。
「ここだよ。」
海來君が連れて来てくれたのは、そのログハウス風の建物だった。
中に入ると、内装も木目調で、たくさんの緑が飾られていてとてもお洒落。
「うわぁ、すごい!
可愛いお店だね!」
あたしは店内をキョロキョロ見回しながら言う。
「でしょ?!
絶対莉愛菜好きだろうと思ったんだよね。
ナチュラルな雰囲気で落ち着くでしょ?」
頷きながらもいろんなところを見渡す。
美味しそうなコーヒーやケーキの匂いが漂ってて、なんだかわくわくしてきた。
「奥に庭に面したテラスがあるんだよ。」
「テラス?!みたいっ!!」
あたしは目を輝かせた。
すると
「海來、いらっしゃい。」
ふと声がして振り返ると、細くて背の高い綺麗な女の子が立っていた。