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第86章 ご主人様の欲望

「莉愛菜、思いっきり突き刺してやるからな。」

海斗が膝に回した腕に力を入れた。

そしていきなり奥まで海斗の大きく硬くなったモノを投入した。

「ひゃぁぁんっ!!」

奥まで貫いたモノはまたギリギリまで抜かれ、そして奥に。

その激しい腰の動きをあたしの身体を支えながら海斗は夢中でしている。

奥まで貫かれる時、冷たい壁に更に押し付けられヒンヤリとするのすら興奮を誘った。

「莉愛菜……はぁっ、はぁっ…ヤバい、絡みすぎ」

「やぁんっ…か、いとぉ…んあっ、ん…重い、からっ…お、ろして」

「駄目だ……全然重くない。これからもっと揺らしてやる。」

海斗の腰の動きが、今のより急に早くなった。

なんどもテンポよく腰を当てられて、その度に硬い壁に当たる背中が痛んだ。

「あぁっ、だめ…はげし、ぃの…だめぇっ」