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それでも大好きなんだーっ!
第5章 大和撫子、豹変⁉︎
おデコに…
頬に…
唇に…
優しく触れる翼の唇に、うさこの涙が止まっていく。
「つーくん…」
呟いたうさこの声は、熱に浮かされていて…
「ん」
重なった唇から、その熱は翼にも移っていく。
優しいキスは、どんどん熱を持って…
うさこの胸に優しく触れていた翼の手の動きも、キスと共に激しくなって…
「ふ…っン……ぁっ……」
甘い声と共に、うさこの瞳からは自然と涙が零れ落ちていく。
完全にスイッチの入ったうさこ。
翼の背に腕を回し、
強請るようにその髪に指を絡め…
気付けば……いや、最初から狙っていたのかもしれない……
ベッド脇の携帯を握り締めていた。
「……うさ」
うさこの手の行方に、百戦錬磨の翼が気付かない訳がない。
「えっと…私に溺れるつーくんを一枚……」
エヘヘ…と笑って誤魔化すうさこの腕から携帯を取り上げた翼は、
「あ、お腹痛いんだっけ?今日はやめた方がいいかな」
バサッとうさこの小さな身体を布団の中へと押し込めた。
「つーくん!ごめんなさい!今日は撮影諦めるので…」
布団から這い出そうとするうさこを押し戻す翼の表情は、怒りは微塵も感じられず、むしろ楽しそうだ。
口端を上げて意地悪く笑うその顔も、うさこの熱を煽るのに…
「今日はお預け。ゆっくり休んで」
完全 気がそがれてしまった様子の翼。
ブツブツと文句を言いつつも、
布団ごと抱き締められ、優しく髪を撫でられるうちに、
「……つー…く……」
文句も、翼の名前も呟き切れず、
うさこは、眠りに落ちていた。
「……おやすみ、エロうさ」
エロうさに流されて、危うく病人に無茶をするところだった…
どうにか理性を保てた自分を褒めつつ、
穏やかな笑顔でうさこの寝顔を眺めていた翼もまた、いつの間にか夢の世界へと旅立っていた。
頬に…
唇に…
優しく触れる翼の唇に、うさこの涙が止まっていく。
「つーくん…」
呟いたうさこの声は、熱に浮かされていて…
「ん」
重なった唇から、その熱は翼にも移っていく。
優しいキスは、どんどん熱を持って…
うさこの胸に優しく触れていた翼の手の動きも、キスと共に激しくなって…
「ふ…っン……ぁっ……」
甘い声と共に、うさこの瞳からは自然と涙が零れ落ちていく。
完全にスイッチの入ったうさこ。
翼の背に腕を回し、
強請るようにその髪に指を絡め…
気付けば……いや、最初から狙っていたのかもしれない……
ベッド脇の携帯を握り締めていた。
「……うさ」
うさこの手の行方に、百戦錬磨の翼が気付かない訳がない。
「えっと…私に溺れるつーくんを一枚……」
エヘヘ…と笑って誤魔化すうさこの腕から携帯を取り上げた翼は、
「あ、お腹痛いんだっけ?今日はやめた方がいいかな」
バサッとうさこの小さな身体を布団の中へと押し込めた。
「つーくん!ごめんなさい!今日は撮影諦めるので…」
布団から這い出そうとするうさこを押し戻す翼の表情は、怒りは微塵も感じられず、むしろ楽しそうだ。
口端を上げて意地悪く笑うその顔も、うさこの熱を煽るのに…
「今日はお預け。ゆっくり休んで」
完全 気がそがれてしまった様子の翼。
ブツブツと文句を言いつつも、
布団ごと抱き締められ、優しく髪を撫でられるうちに、
「……つー…く……」
文句も、翼の名前も呟き切れず、
うさこは、眠りに落ちていた。
「……おやすみ、エロうさ」
エロうさに流されて、危うく病人に無茶をするところだった…
どうにか理性を保てた自分を褒めつつ、
穏やかな笑顔でうさこの寝顔を眺めていた翼もまた、いつの間にか夢の世界へと旅立っていた。