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それでも大好きなんだーっ!
第1章 彼女はうさこ
「大丈夫。いきなり挿れたりしないから。ちゃんとほぐす」

溢れた蜜をたっぷりと纏い、翼の人差し指がゆっくりと進入を始める。


「あ、ああっ、あああっ!」

「うさ、力抜いて」

「むむむ、無理ぃ…っぁ、やぁあぁっ…」

最初は大騒ぎのうさこだったけれど、

「んっ、あ、あンッ、ああっ」

百戦錬磨の翼には敵わず、あっという間に溶かされていく。


「もう入るかな」

するりと翼の指が抜け出す。

途端に、カクンと力が抜けて崩れ落ちるうさこ。

「うさこ⁉︎ 大丈夫?」

驚いた翼がうさこの顔を覗き込めば、

「あ、はぁ…っ…ふ…ぅっ」

すっかり蕩けた顔で翼を見上げる。

ゾク…

うさこのその顔に、翼の身体に熱が滾る。


「うさこ、挿れるよ」

反り猛る翼の欲情の塊。

押し当てられたのは、うさこの綺麗なバージンピンクのそこ…

ではなくて、

その後ろ…すっかり解された蕾。


「ひっ…い、あ…っい、ああっ」

押し広げられ、貫かれる痛み。

うさこは拳を握り締めて耐える。


(ああ…夢にまで見たつーくんとのロストバージン……)

ホロリと涙するうさこ。

だが、翼の目論見通り、うさこのバージンは守られたまま…

「─────って!そっちの穴じゃないったらぁっ‼︎ 」

うさこの叫び声が響く室内。


付き合って1週間、

うさこと翼の変態カップル、無事に初夜(?)を迎えたのでした。


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