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それでも大好きなんだーっ!
第2章 夏帆さん vs うさこ ⁉︎
ビクンッ‼︎

うさこの身体が、驚きに大きく跳ねる。

途端、

「うわっ⁉︎ ごめんなさいっ‼︎ 」

若い男の驚いた声。

そして、勢い良く駆け出す足音。


すっかり蕩けて力の抜けたうさこは、その正体を確かめる力も残っていなくて、

翼の首に腕を回したまま、抱き着くように脱力していた。


「見られちゃったね」

クスクスと笑いながら、翼が耳元で囁く。

「見せ、つけ…ちゃっ、た……」

荒い呼吸の合間に答えるうさこの顔は、照れたように笑っている。


「コーフンした?」

「うん!すっごく!身体が震えた!」

うさこの答えに、翼は満足げに目を細める。


「エロうさ。お尻で誘い過ぎ」

ペチペチと、今だ顔を出したままのうさこのお尻を、翼の手が軽く叩く。

「うん。お尻、舐められた…」

「え⁉︎ 」

翼が驚いた声を上げる。

「座り込んで間近で見てたのは知ってたんだけど……まさか舐められちゃうなんてなぁ……サービスし過ぎた……」

そう言って落ち込む翼の様子に、うさこの心に温かな何かが流れ込む。


互いに互いを変態だと言い合いながら、着衣を整えた2人が身体を起こす。

うさこはぐるりと辺りを見回したが、その時にはもう誰も周りにはいなかった。


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