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恋こころ
第3章 幸せな誓いを
まるで電流が走ったみたい。快感に突き上げられる様に身体が跳ねた。
「あっ、やっ、あんっ、あぁ!」
チュクチュクと音を立て巻き込む舌が絡み付いてくる。甘い疼きはお臍の下までシュクシュクと熱くする。
息が、乱れる。
左腕から袖を抜かれ、さらに大きく肌蹴けた身体。
「だ、め……たく、ま」
そう言いつつも抗えるだけの力は出ない。胸元で震える右手を掴まれ、ゆっくり下へ降ろされて。右腕からもレースの袖が滑り落ちる。
白いドレスが足元で柔らかに波打った。


「んっ、はっ……あ、やん……」
ガラス張りの浴室に響く、喘ぐ私の高い声。
ドレスを脱がされた後、抱き上げられて連れて来られた。
全身隈なく拓真さんに洗われて。その間に出来上がっていたモコモコの泡風呂。拓真さんに背中を預けるようにして足の間に座らせられた。
二人を包むのはホワイトローズの香り。
ゆっくり浸かってる時間はないのに、拓真さんの指は私を淫らに開いてく。弄られ通しの身体は敏感で、与えられる一つ一つが甘い疼きに転じて私を震わせる。途切れる事なく上がる嬌声。
揺れる腰が何を求めているかは明らかで。拓真さんにゆっくりと掬い上げられた。
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