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恋こころ
第3章 幸せな誓いを
拓真さんと知り合えて、拓真さんが私を覚えていてくれて、本当に良かった……

隣から聞こえてくる規則的な寝息。
チラリと周りを見渡すと、客室乗務員さんは離れた席の方とお話しされている。
間を隔てる肘掛けに手を掛けて。上体を乗り出し、静かに眠る拓真さんの頬にそっと口付けた。






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