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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第2章 変な女。
綾瀬に変態と言われ固まって動けずにいる私。
後ろからガシっと腕を掴まれた。
『捕まえた♪』
振り返ると私の腕を掴み
ニコっと微笑む神谷 裕翔がいた。
目の前の綾瀬に視線を戻すと
口の端を吊り上げて笑う。
『そんなところで、盗み聞き?
ずいぶん悪趣味だな?』
「違ッ‼︎」
慌てて弁解しようと口を開くと
『あ?お前…昨日の変な女。』
「はあーー⁉︎ 変な女って何よ⁉︎」
あ。思わずタメ口になった。
でも、いきなり変な女とか言う方が失礼だ。