この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
モテモテ男の裏の顔⁉︎
第32章 【★】甘い言葉を。
浴槽の縁に座る日和の体をシャワーで流してやると、虚ろな瞳でポーッと外を見つめている日和に声をかけた。
『大丈夫か?のぼせてねぇ?』
日和は俺の声に反応すると『大丈夫。』と笑みを浮かべて頷いた。
『ゴメンな。こんなとこで抱いちまって..』
プルプルと顔を横に振って、俺に抱きついてきた。
直接触れ合う肌…
日和の柔らかな膨らみが俺の胸板に当たって気持ちがいい…
「私も湊に抱いて欲しくて..
我慢できなかったもん..」
(つーか..日頃は恥ずかしがるくせに、肌を重ねる時は大胆になるし素直なんだよな。コイツ。)
日頃もそうであって欲しいと思う..
俺の願望…
『ククッ。素直なお前、本当可愛いな。』
俺は日和の頭を撫でると、額に軽いキスを落とす。
日和は照れているのか、ギュっとしがみついたまま顔を隠していたーー
【湊】ーSideー
End...