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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第28章 押しに弱い私。
「ぁ..ぇと..どうも。」
私は2人の女性にペコっと頭を下げた。
『社長によろしく言われたんで、
気合い入れてやっちゃいましょうか♪』
(いや...気合い入れなくても..。)
新作の服を私の体に当てがい、スタイリストさんらしき人が全身をコーディネートしていく。
それを渡され、奥の個室にまたぶち込まれた。
(渡された服は可愛いんだけど…
私に似合うのかこれ…?)
パパっと着替えて個室から出ると、服に合わせて選んである靴が揃えられていた。
『わぁ〜‼︎可愛い♡
やっぱこの服が似合うね〜!』
煽てられると調子に乗ってしまう私。
「ど.ど.どうもです..ハハ。」
そのまま手を引かれ、メイク台の前の椅子に座らせられた。
『せっかくだしヘアメイクもしちゃお♪』
(へ?)
あれよあれよとメイクにヘアセットまで施された私は、まるで着せ替え人形のごとく彼女たちの手によって変身させられた。