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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第7章 何で…
『何だあのガキら?』
仁ちゃんの視線の先には、
見覚えのある男達がいた。
(あの2人..昨日の雑魚か?)
『しょうもないガキ共だな。
女のケツ追っ掛け回して。』
チラっと見えた女の走る姿。
まさかとは思ったが、多分あいつだ。
『どうした湊?知り合いか?』
(忠告しといたし俺には関係ねぇよ。)
『なんかズタボロの雑巾みてぇになってたけど。ガキらにヤられたんじゃねぇのか?』
『ズタボロの雑巾って...仁ちゃん。』
……………………。
(あー。クソッ‼︎
マジ面倒にばっか巻き込まれやがって‼︎)
『悪ぃ。仁ちゃん。
多分…知ってる女。』
俺は違う路地の方へ走った。
『湊!何かあったら直ぐ連絡入れろ!』
俺は仁ちゃんに片手を上げ、また走り出した。