この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第10章 目撃

企画部の面々は、家具・雑貨・グラフィックなどのそれぞれ専門分野に別れてるけど

マルチな才能を持つ遼くんは、カテゴリーに捉われず様々なデザインをしている。

今回は初のキッチンボード……即ち食器棚。

何度もダメ出ししてたこの仕上げ色が決まったら、いよいよ製品化に向けて動き出す。

楽しみだなぁ~~♡


「ありがとうございました。
では、私はこれで……」

「あ、ちょっと待って!」


立ち上がろうとした私を制止して、山田さんは思い出したようにポンッと手を叩いた。


「この前の納品書で確認したいことがあってさ」

「納品書、ですか?」

「うん。
今持ってるから、その書類を経理の人に渡してほしいんだよね」

「あ、了解しました」

「……とか言って、え~っとどこにやったかな……」


袖机に置いてあった分厚いファイルの中から、ゴソゴソと探し出す山田さん。

うちの会社に関係のない書類まで、ローテーブルの上に広げていく。

色見本をバッグにしまいながら、何気なくそれらに目をやると……


/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ