この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
退魔風紀 ヨミ ~恥獄の学園~
第1章 ヘイワード国際学園の怪
 振り返ると、倉庫の入口に背の低い小太りの男子生徒が立っていた。

「ギニー・ディーン!」

 詠の口を衝いて出る依頼人の名。

「イエ~ス! イッツ・ミー!」

 やけに甲高い、ハイな返答。

「エシシシ、た、退魔師の人だね」

「……ええ。ヨミ・ツキヨノ。退魔風紀よ。この娘はどうしたの? あなたが縛ったの?」

「エシッ、ど、どんな人が来るかと楽しみにしていたんだ。で、でもまさかこんなキュートな女の子とは思いもしなかったお」

 ひどいオタクなまりの英語だった。学業優秀な詠ではあったが、日本の学校で習った範囲の英語力でしかない。ネイティブというだけでなく、気色悪い言葉使いのギニーの発音は聞き取りづらかった。

「エシシッ! ぼっ、僕もた、退魔師なんだお! エシッ!」
「あなたも?」
「これ、魔法の首飾り!」

 ギニーは首からレイのように大きな輪の首飾りを掛けていた。ゴテゴテしていて玩具のようにも見えるが、それが退魔師の証だとでもいうように、ギニーはうやうやしさすら感じさせる態度で掲げて見せる。

「じゃあ、この娘が魔物なの? それとも憑き物憑き?」
「エシシシシッ! 日本の退魔術に興味があったんだお!」

 間。

 詠は口ごもった。どうも先ほどから会話が成り立っていない。自分の英語が通じていないのかと思ったが、どうやらギニーは人の話を聞かない性格らしい。それに、見たところ欧米人のくせに人の目を見て話さない。

「質問に答えて!」
/53ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ