この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
快楽の奴隷
第11章 文士と絵師
裸で抱き合ったままキスを解かずに浴室に入る。
溜めておいた湯がしっとりとした水蒸気で室内を蒸らしていた。
少し冷えた身体はその温もりで幸せを感じる。
高梨はシャワーノズルを取るとお湯で二人の身体を濡らした。
そしてボトルからボディーソープを出し、彼女の背中を優しく撫で洗う。
「んっ……」
指先は洗浄よりも性感を意識した動きだった。
滑らかな泡が背中を覆い、背骨の膨らみやわき腹、腋の下を小説家の指が擽る。
「ふぁ……くすぐっ……たいっ……」
掻痒感に思わずキスを解いて仰け反る花純。
高梨は泡まみれの手で腹部、臍、乳房を撫でていく。
撫で洗いに夢中になった彼はシャワーノズルを床に放ってしまう。
湯を放出したままのノズルは水圧によって足許で小さく転がる。
生真面目な彼女はお湯を止めようと手を伸ばすが、
それがよくなかった。
屈んで尻を上げた途端、高梨の悪癖を誘発してしまう。
溜めておいた湯がしっとりとした水蒸気で室内を蒸らしていた。
少し冷えた身体はその温もりで幸せを感じる。
高梨はシャワーノズルを取るとお湯で二人の身体を濡らした。
そしてボトルからボディーソープを出し、彼女の背中を優しく撫で洗う。
「んっ……」
指先は洗浄よりも性感を意識した動きだった。
滑らかな泡が背中を覆い、背骨の膨らみやわき腹、腋の下を小説家の指が擽る。
「ふぁ……くすぐっ……たいっ……」
掻痒感に思わずキスを解いて仰け反る花純。
高梨は泡まみれの手で腹部、臍、乳房を撫でていく。
撫で洗いに夢中になった彼はシャワーノズルを床に放ってしまう。
湯を放出したままのノズルは水圧によって足許で小さく転がる。
生真面目な彼女はお湯を止めようと手を伸ばすが、
それがよくなかった。
屈んで尻を上げた途端、高梨の悪癖を誘発してしまう。