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快楽の奴隷
第3章 電車内での恥辱
ゆっくりと内股を這い上がってくる指は痴漢の怯えからくる辿々しさではなく、指で相手をいたぶる悦びに満ちた遅い動きだ。

擽ったさと恥ずかしさで早くも花純は顔を朱に染めていた。
脚の付け根に到着した指はゆっくりと大きく旋回しながら撫でていく。

「へぇ……言われた通り下着を穿いてこなかったんだ」

耳許で小さく囁かれる。
熱い息と侮辱の言葉に彼女はビクッと震えた。

心得のある男の指はあっさりとそこを撫でてやることはない。
すれすれの外陰唇まで近寄ると、すすーっと離れていき内股まで戻る。

『焦らされて……遊ばれてるっ……』

目覚めて一時間ほどの彼女の体はあっさりと恥ずかしい変化をもたらしてしまう。
たった五分それを繰り返されただけで、ストッキングはねっとりした粘液で湿らせてしまっていた。

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