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快楽の奴隷
第17章 闇と光
「もっとも分かっていて惚けているだけか?」
「た……高梨さんを裏切って、あなたとセックスをしろと言うの? それで高梨さんの心を掻き乱せ、と……」

警戒と嫌悪を籠めて花純が返答する。
その途端、立山は指を引っ込めて愉快そうに笑った。

「ははは!! 面白い奴だな、花純!! さすが高梨を腑抜けにしただけのことはある」
「なっ……バ、バカにしないで下さいっ!!」
「悪い悪い……」

笑いを圧し殺しながら立山は手のひらを翳して謝る。

「それも悪くないけどな。俺とセックスしてそれをあいつに言って嫉妬で燃やさせるというのも」

高梨が作家としての魂を取り戻せるのであれば、あるいはそれくらいの犠牲は払えるつもりでいた。
正直それくらいの覚悟で、花純は立山と対峙していた。


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