パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 二人責め

最低でも不浄の純潔だけは守るように身体を捻る。
しかしそれを赦さぬ執事は尻の割れ目をグッと拡げ、舌で執拗に皺蕾を舐めほぐしていた。
その間にも高梨の指はゆっくりと進み、遂に前の穴まで到達する。

「こんなに濡らしてるとはな。二人に責められて高ぶっているのか？」

乳首を引っ張りながら問い掛けられ、花純は悲鳴に似た喘ぎで肯定とも否定とも捉えられない答えを返した。
高梨は中指の第一間接だけを中に沈めると、舌で突起周辺をぐりんぐりんと回すように舐める。

「ひゃっ……も、っ……二人とも一回止まってっ……ああっ!!」

敏感な神経を目覚めさせる舌と指の動きに、つい身体が開いてしまう。
もし快楽に身を委ねて力を抜けば、括約筋も緩むことになる。
『後ろの穴に舌なんか挿入されたら恥ずかしさで死んじゃうっ……』
震えながら花純は身を固く、棒のように強張らせていた。