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美しい狼
第20章 かき氷と欲望
祭りに来ていた
どの女よりも
夏目が一番キレイだった

人もまばらになっていくのに
俺と夏目は
神社の階段に腰を下ろし
花火が消え
星が見え始めた
空を見上げていた

俺は
吸い寄せられるように
夏目の首筋に
唇を寄せ
キツく吸い上げた

一瞬
身体を強ばらせた
夏目は
小さな
喘ぎ声を漏らし
微かな快感に
身を委ねている

浴衣の前から
手を差し込み
夏目の胸に触れる

シットリとした
肌が指に吸い付く

そして
予想していたはずの
布はなく
夏目の感じやすい突起に
辿り着いた

「下着は?」

「ンンッ…ァ……浴衣の時は
 下着は……ふぁあ
 着けない……方が…いいって…ンァ///」

「ふぅん…
 ノーブラで歩いて興奮した?
 乳首すげぇ…立ってるけど?」

コリコリとした
乳首の感触を味わい
ギュッと摘まんだり
円を描くように撫でまわした

「ァア…ダメェ………ンンッ」

夏目の押し殺した声に
欲情が増す


「こんなとこでダメです…///」

涙目のまま
上目遣いに言われたところで
止める気は起きない

胸元を割開き
露わになった
胸に
しゃぶりつく

左の胸は勃起した乳首を弄くり
右の胸は吸つきながら舌先でイジメる
甘い甘い
夏目の味

脳みそが
カッと沸騰したように
夏目の身体に夢中になる

あっという間に
夏目の上半身には
俺が付けた花びらが咲き乱れる

「祭りに来てた男共は
 お前のことをおかずに
 今頃、独りでヤッテルはずだ
 すぐに隙をみせやがって
 お前は……
 俺の
 俺だけの女だ」

深く口付け口内を犯す

「ンンッ!!」

はだけた浴衣
露わになる肌
夏目の甘い香り

理性なんて
とうに崩壊していた
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