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危険な相部屋
第18章 ヤキモチ




急いでシャワーを浴びて、部屋に戻ると龍牙は服を着てベッドに入ってうずくまっていた。


「龍牙ぁ…ごめんなさい…」


龍牙に向かって謝ると、龍牙はムクッと起き上がった。


「来いよ」


私はすぐに龍牙のところに行った。

すると、抱き寄せられて龍牙のベッドの中に引き込まれた。


「…謝んなくていいよ」

「そんな…痛くしちゃったのに…」

「もう平気…奈緒がしてくれて嬉しかったし……そんな心配するなら今夜は添い寝しろよ」

「ん…添い寝する…」


添い寝も、私の方が嬉しい気がするなぁ…。


最初の頃は龍牙の腕の中で寝るのはドキドキして仕方なかったけど、今はドキドキするのは変わらないけど何だか安心して眠れる。


龍牙と相部屋で本当に良かった。


今ならお母さんがお父さんと離れたくなくてお父さんと一緒に海外に行った気持ちすごくわかるなぁ。


私も将来龍牙と……龍牙と!?///


わぁ!///そんな想像までしちゃった///


龍牙…私のことお嫁さんにしてくれるかな…?
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