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第1章 うわさの貴公子

会議は？

そんなもんないけど？

「課長・・・・・」

「こうでもしなきゃあ、津村にげるだろう？」

「よくおわかりで、有給とりそこねた、責任とってよ」

「それ 津村しだいだと 思いますが」

「私次第？」

「そう 津村次第、僕と付き合う事」

「もし断ったら？」

「また、追いかけごっこします」

「選ぶ権利なさそうですが、わかりました、付き合います」


ガツッポースをしたってね(笑)

「じゃあ事案は受けたって課長に報告してくださいね、津村さん」


お土産だと渡された、香水と指輪
課の皆さんにとお菓子の箱を
「ありがとうございます」


「津村には、おまじない、僕に恋心を持たせる」

顔近づけ、優しく唇を奪った