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お前は俺のxxx
第16章 すれ違う心。
【颯太】ーSideー
俺はあの日、結愛から離れることを決めたーー
一人で自習室にいると、ドアか開き碧が部屋に入ってきた。
『何で結愛ちゃんを避けてるわけ?』
『別に。避けてねぇよ。』
『どうみても避けてんだろ?』
『碧には関係ね..』
『関係あんだよ。
お前がそんなんなら、
俺はもう遠慮する気はねぇ。』
碧は俺にそう言い放つと、静かに部屋を出て行った。
胸がギリっと痛む。
俺は…
結愛を失いたくない。
誰にも渡したくない。
けど俺には、あいつのそばにいる資格なんかねぇんだ…
大事な女を自分のせいで傷つけたくねぇんだよ。
これが、今まで女を欲のはけ口にしかしてこなかった、自分への罰なんだ。
【颯太】ーSideー
End...