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お前は俺のxxx
第31章 失ったもの。


学校が終わると、樹に連れられ繁華街を歩いていた。


私はただ黙って隣を歩くだけ。
樹とは何も話したくない。


つまらない女だと
捨てられれば良いんだ。



『あれ?結愛ちゃん?』



突然声をかけられ振り返ると、颯太の先輩のまこっさんだった。



樹はまこっさんを見るとスッと離れた。



「あ..こんにちは..。」



『今日は颯太と一緒じゃないんだ?』



「ぁ...はい。」



『そっか。また食べにおいでね?』



まこっさんは樹をチラっと見た後、私に手を振り歩いて行った。



樹といるところを、まこっさんに見られたくなかったな…


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