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お前は俺のxxx
第31章 失ったもの。
『コイツは俺の女だ。
誰にもやらねぇて言ってんだろ?』
樹は鋭い目で仲間を睨んだ。
『結愛。お前は俺の女だよな?
こいつらの前でキスしろよ。』
いつもの樹とは違う。
仲間に対する怒りのまま
私に言葉をぶつけている。
「ゃ...やだ。」
『へ〜。出来ないんだ?』
樹は私の顎を指でクイっと上げると、顔を近づけてきた。
口元を吊り上げニヤっと笑う。
『こいつらの前で抱いてやろうか?』
そんなの…
もっと嫌だ…
私が首をプルプルと横に振り
ギュっと目を閉じた時だった。