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お前は俺のxxx
第32章 硬く握った拳。
〔お疲れ。〕
『..お疲れッス。』
〔おいおい。どうしたよ?
そんな生気のないような声して。〕
『..そうッスか?』
〔お前、結愛ちゃんと別れたの?〕
『..何で?』
〔街で結愛ちゃんと会った。
違う男と歩いてたんだよ。
話かけたんだけど、何か元気なくて。
また!っつって別れたんだけど気になって様子見てたら、後輩の店ん中入ってったのよ。
夜から営業する店だから変だと思って、後輩に電話したわけよ。
直接話した方が早ぇから今すぐ来い。〕
『..いや..もう結愛のこと..』
〔テメェ、結愛ちゃんが
廻されてもいいのかよ‼︎〕
‼︎‼︎‼︎‼︎
俺は飛び起きると屋上から駆け下り、学校を飛び出した。