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お前は俺のxxx
第4章 俺のもの。
テラスに近づくと、旨そうに弁当を食っている。
作ってきた弁当を褒められ、喜ぶ女。
俺は、彼女が箸で掴んだ玉子焼きを、自分の口へ運んだ。
『本当だ。旨ぇ。』
俺には少し甘い、玉子焼き。
懐かしい…味がした。
俺の顔を見つめ唖然とする顔ーー
《ドクッ》
まただ。大きく鼓動が跳ねる。
初めて近くで見た彼女。
眼鏡越しに見えた、あの綺麗な瞳。
透き通るような白い肌に、あどけなさの残る可愛らしい顔。
俺は吸い寄せられるように、彼女に唇を重ねていた。