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お前は俺のxxx
第32章 硬く握った拳。
『結愛‼︎‼︎‼︎』
朝倉は結愛に顔を寄せ、
今にも唇が触れそうになっていた。
瞬時に頭に血が上る。
その時、涙を流しながら
結愛が俺の胸に飛び込んできた。
怒りよりも、結愛が無事だったこと。
俺の名前を呼び、声をしゃくり上げながら謝る姿。
そんな結愛が愛しくて…
その小さな体を、優しく抱きしめた。
結愛...
ごめんな...
お前は何も悪くねぇよ..
辛い思いをしたのは結愛だよな..
お前を守ってやれなくて、ごめん..