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お前は俺のxxx
第38章 不器用な優しさ。
【 颯太 】ーSideー
結愛が家に来た。
久しぶりに会う結愛は、
ずっと俯いたままだ。
離れてる間に喧嘩しちまって、
イライラして強く言い過ぎた。
こんなんは初めてで、どうやって接したらいいのか分かんねぇ…
面倒くせぇ。と切り捨ててきた女たちとは違い、結愛は大事な女だ。
俺は飲み物を取りに行き、結愛の隣に座った。
飲み物を渡すと、結愛は緊張しながら受け取り、ミルクティーに口をつけた。
結愛の顔がパァと綻む。
可愛い奴。
俺は結愛から顔を背けた。