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お前は俺のxxx
第45章 ナンパ…?
『あれ食べたい!』
先ほどから、香奈はちょこちょこと歩きながら食べてばかり…
痩せてるのに…
その体のどこに入ってんの…?
私は香奈が買ってくれたりんご飴を手にしたまま、香奈を追いかけて歩いていた。
『お?そこのお姉さん!』
呼びかけられた方を向くと、綿あめを売っている男の人が声をかけてきた。
「え…?私…ですか?」
『そうそう!ね?綿あめ食べない?』
「あ...えと..大丈夫です。」
『お金は要らないからさ?
ちょっと待ってて〜♪』
男の人は私の言葉を聞かずに、ピンク色の袋に入った綿あめを手渡してきた。
「え⁉︎や…あの…。」
『気にしないで?
じゃあ連絡してね〜♪』
(え…?何が?)
『結愛〜!何してんの〜?』
先の方にいた香奈に呼ばれた私は、
「あの…ありがとうございます。」
男の人にペコっと頭を下げると慌てて香奈のところへ走った。
香奈に追いつくと、両手には大量の食べ物を抱えてニコニコ笑っていた。
「ちょ⁉︎香奈…それ全部食べるの⁉︎」
『おまけしてくれたんだもん♪
あ‼︎流星たち居た〜♡』
香奈は流星先輩を見つけると、走って先輩たちのところへ向かった。