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お前は俺のxxx
第45章 ナンパ…?
「ちょ…香奈⁉︎走ると危ないよ⁉︎」
浴衣着てるのに…
よく走れるなぁ…
颯太は私に気付き声をかけようとする。
『結..』
『結愛ちゃ〜ん。』
颯太の言葉に被せて私を呼んだまこっさん。
テントの横から飛び出してきて、私の両手を握るとブンブンと上下に振っている。
「まこっさん♪」
まこっさんのテンションに、ついつい私も乗ってしまい…
颯太を無視するかたちになってしまっていた。
『2人ともいらっしゃい♪
お!香奈ちゃん浴衣なんだ!可愛いね〜♪』
『ちょっと!まこっさん!
俺の彼女を変な目で見ないでよ〜。』
すかさず流星先輩が香奈を抱き寄せた。
う〜ん…
流星先輩の方がやらしい目で見てると思うんだけど…
『結愛ちゃんは浴衣着ないの?』
まこっさんに指摘されて、
私は慌てて誤魔化した。
「あ!急だったから、実家から持って来てなくて!」
『残念〜。結愛ちゃんの浴衣姿見たかったな〜。』
「あ..ははは..」