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お前は俺のxxx
第51章 怪しい影…


『藤川さんだよね?』


後ろから名前を呼ばれて振り返ると、女の子が3人立っていた。


(誰…?同学年のデコ科の人では無さそうだけど…。上級生かな…?)


「はい…。そうですけど…。」


私が応えると、3人は私の方へ近づいてきた。


『てか、たいしたことないじゃん?』


『何でこんな眼鏡女がモテんの?』


「ぇ…?あの…。」


先輩と思われる3人は私を見定めるように、足先からゆっくりと見上げた。


『あんた樹くんに抱いて欲しいって迫ったんでしょ?彼氏いるくせによくそんな事できるよね?』


何その変なウワサ…
あいつに迫ったとか気持ち悪い…


『あ〜。上條くんだけじゃ物足りないんだ?どんだけ欲求不満なの〜?』


『あははッまじウケんだけど!』


彼女たちは私を見下ろしながら笑い、私の顔から眼鏡を奪い取ると、屋上から下へ放り投げた。


(ちょっと‼︎まじあり得ないんだけど‼︎
裸眼じゃほとんど何も見えないのに‼︎)


「何するんですか⁉︎」


『眼鏡よりそっちの方がいいと思って?
あんまり調子乗んなよブス女。』


そう言い放つと3人は屋上から出て行った。

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