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お前は俺のxxx
第51章 怪しい影…


「もう‼︎マジあり得ない‼︎」


私はボヤける視界の中、手を這わせながら壁づたいにゆっくりと階段を下りていた。


背中にドンッと衝撃を受けたと思ったら、そのまま階段を踏み外した。


(痛っ..)


顔はよく見えなかったけど、

『キャハハっ!』

と笑いながら走って行く女の子たち。


こんな陰湿なことして何がしたいのよ…


幸いにも踏み外したのは
最後のの2〜3段だった。


私は立ち上がると、スカートの汚れを落として校舎の外に出た。


(眼鏡…どこだろ…?)


屋上から放り投げられた眼鏡。
私は屈むとその下周辺を探していた。


『あの… 。これ探してる…?』


後ろから声をかけられ振り返って見上げると、一人の女の子が立っていた。


その子に渡されたのは、私が探していた牛乳瓶の底みたいな眼鏡。


「あ…そうです。」


彼女の手から受け取ると私は眼鏡をかけた。


「ありがとうございます!
本当に助かりました。」


私はバッと頭を下げると
彼女の顔を見て微笑んだ。

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