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お前は俺のxxx
第52章 好きな気持ちは…



私はチビ太を踏まないように移動するけど、チビ太は後ろをずっと付いてくる。


「え?え?何で?」


私が立ち止まると今度は私の周りをくるくると回り始めた。


『チビ太が遊んで欲しいみたい。』


碧から渡されたワラのボールをチビ太の前にそっと転がすと、鼻を使って転がしながらずっとボールを追いかけていた。


(本当可愛いなぁ♡)


私はその様子をしばらく見ていた。


『結愛ちゃん?
チビ太に夢中で俺のこと忘れてない?』



「へ?」



振り返ると碧はペットボトル片手に入口のドアに寄りかかっていた。



『俺が飲みもの取りに下に降りたの
気付いて無かったでしょ?』



「え⁉︎ゴメン‼︎気付かなかった..

チビ太が本当に可愛くて♡
こうやって見てるだけで癒される♡」



碧は私を見てクスっと笑った。



『ほらチビ太。部屋ん中戻りな。
そろそろ結愛ちゃんを返してね?』



碧はチビ太をケージの中へ誘導して、カチャっとケージのドアを閉めた。


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