この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
お前は俺のxxx
第55章 秘密。
『その純粋な反応も可愛いな?』
そう言って私の頭をポンポンと撫でると、髪にチュっとキスを落とした。
碧の紡ぐ言葉は、私の心に温もりを与えてくれる。
『明日からここでご飯食べようか?俺と結愛ちゃんの2人だけの秘密の場所。』
「うん‼︎ここで食べたい‼︎
通り抜けていく風が心地よくて、私もこの場所好き♪」
碧は私の言葉を聞いて嬉しそうに頷いた。
『そろそろ戻らないとな。
授業サボっちゃったし。』
流星先輩との話もあって、午前中の授業をサボってしまった。
(ヤバ‼︎夏休みの課題も提出してない‼︎
説教される覚悟しなきゃ…)
『今日も帰り送るよ。
放課後教室にいて?迎えに行くから。』
「うん。HR終わったら連絡するね?」
チュっと軽いキスを交わすと、私と碧は顔を見合わせて微笑む。
そしてそれぞれの教室へ戻った。
予想通り…担任からの呼び出しで昼休憩どころでは無く、ずっと説教される羽目になった。