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お前は俺のxxx
第56章 頼れる2人。


私のことを考えてくれる人がいる…

碧の..守りたいという気持ち。

立花くんの..力なりたいという気持ち。

そんな2人が近くにいてくれて嬉しかった。


『あの..。
ひとつ聞いてもいいですか?
一之瀬先輩は藤川ちゃんの..』


『結愛ちゃんは俺の彼女だよ。』


碧は私の肩を抱き寄せると、立花くんに優しく微笑んだ。

立花くんは私と颯太が付き合っていた事を知っていた。

別れたことは多分知らないと思うけど、それに触れてこないのは彼なりの優しさなのだと思う。


『藤川ちゃん。一之瀬先輩みたいな優しい彼氏が側にいてくれて良かったね!

俺も一之瀬先輩みたいな頼もしい男になりたいです!先輩のことすごく尊敬します!』


立花くんに碧の事をそう言ってもらえて、くすぐったいような、嬉しいような感じがして私も笑みがこぼれた。

碧も立花くんの事を気に入ったみたいで、時間を忘れて長い間3人で話し込んでしまった。

立花くんは時計を見て慌てて帰って行き、碧は私をマンションまで送ってくれた。

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