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お前は俺のxxx
第56章 頼れる2人。
「碧。こんな時間までごめんね..。
それなのに送ってもらっちゃって..」
碧は繋いでいた手を離すと、私を抱き寄せて頭を撫でてくれる。
『何言ってんの。こんな時間に1人で帰らせるわけ無いだろ?ただでさえ結愛ちゃんは危なっかしいのに。すぐ声かけられるんだから、俺も気が気じゃないよ。』
そう言って私をギュっと抱きしめると、碧の唇がおデコに優しく触れた。
私は碧の背中に腕を回し胸に頬を寄せると、トク..トク..と碧の鼓動が耳に響いてくる。
(碧もドキドキしてるのかな?)
碧はそっと私から体を離すと、優しい瞳で私を見つめてきた。
『明後日の休み。デートしよっか。』
「デート?うん‼︎するー‼︎」
『クスッ。行く場所考えとくから、結愛ちゃんは楽しみにしてて?』
私の喜ぶ顔を見て碧も嬉しそうに笑うと、明日の朝も迎えに来ると言って帰って行った。