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お前は俺のxxx
第7章 戸惑い。
音を立てて離れた唇には、2人を繋ぐ銀糸が光っていた。
涙が光る、うつろな瞳。
乱れた息を整える薄紅色の唇。
その艶めいた表情に鼓動が跳ねたー
( その顔は反則だろ…。)
結愛を抱き起こし、深く呼吸を整えた。
『…………はぁ。』
結愛は不安気な顔で俺を見上げてきた。
(おい……。勘弁しろよ。)
結愛を抱き寄せ、肩に顔をうずめた。
『はぁ…お前は、俺を暴走させる気?
必死で理性保ってんだよ…。』
俺は額に手を乗せ空を仰いだーー
【颯太】ーSideー
End...