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知代の性活
第14章 おまけ 性少女競艶
 絶頂の後の心地よい脱力感に、二人の美少女の喘ぎ声を聞きながら志穂は浸る。

 ショートカットでボーイッシュ。
 女性らしい丸みと、大人になってすっきりとした顔のラインを同居させている。
 二十二歳になった英里は、未だにセクシーさよりも可愛らしさが勝っている。
 
 高校生の時から可愛がってきた、志穂の大事な後輩、可愛い妹。


 セミロングの黒髪を、激しく喘いで浮かんだ汗にしっとりと濡らしている。
 細い体は幼さを感じさせるが、それに似合わぬ強烈な色気を放っている。
 まだまだ少女の域を出ていない知代の体は、それでも熟した大人にも負けない妖艶な雰囲気を漂わせている。


 二人とも、清楚な美少女。
 清潔感があり、時にまだ男を知らないようなあどけなさを見せる。

 そんな二人が、目の前で絡み合い、お互いを求め合う。

 その姿は、たくさんの性の経験をしてきた志穂から見ても、いやらしくも美しい。
 
 二人の美少女は果てない快感をお互いに求めるように、体を擦りつけ合っている。
 よほど相性がいいだろうか、言葉を交わすこともないのに、ぴったりと体のリズムが合っている。

 ずるいな、ふたりだけで、そんな気持ちよさそうなの。

 志穂は喘ぎ乱れる二人を見て、小さく笑う。
 
 ずっと見ていたいような光景だが、見ているよりも自分もそこに加わりたい。


 二人の喘ぎ声に、志穂の喘ぎが重なる。

 官能的な空気が部屋を支配し、三人を包み込む。

 誰かが果てては、その空気に触発され再びその中に沈みこむ。
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