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揺れる恋 めぐる愛
第7章 執着と決別
一瞬振り返ると、その瞳に惹きこまれそうで……

怖かった。

部屋に入り、しっかりと玄関にカギをかけてから

バックを無造作に放り投げそのままテーブルの前にうずくまる。


主任がまるっきりの嘘を言っているようには思えなかった……

でもそれが全てでもないはず。

私の知らない……

知ってはいけない何かがある。

主任は絶対に何かをひた隠しにしている……

それなのに俺のそばにいろという。


それはまるで……

ギリギリっと歯を食いしばると久々に胸の奥が軋んだ。

その痛みは私に嫌な記憶を呼び覚ます。


あの頃の勘違いで馬鹿な自分の惨めな姿が浮かんできて……

うずくまったまま首を何度も振った。

それでも脳裏をよぎった光景を振り払うことはできない。


あの黄色い花。ミモザアカシア。

私にとってその花は、悪しき記憶を呼び起こすモノでしかない。


高校時代に初めての淡い恋をした。

それは……

当時のたまたま選択した世界史の教諭だった先生。

私の大人に対するあこがれが向いたのは身近にいた教師だった。


授業で教壇に立つ姿、提出物や配布物の手伝い。

日常に好きだった先生がいるだけで……

一緒にいる時間が持てる。

それだけで……

本当に幸せだった。

毎日がキラキラと輝き、ただ楽しかった。
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